血圧と減塩|40代が「頑張りすぎずに続く」外食・コンビニ対策
水分・栄養
まず結論
血圧が気になって「減塩しなきゃ…」と思っても、外食やコンビニ生活だと完璧は難しいですよね。結論から言うと、減塩は「0か100」ではなく“メーター(目盛り)”で見るのが続きます。
具体的には、①汁もの・タレを調整する/②主菜+野菜+主食で組み立てる/③“塩分が高い日”は翌日リカバリーの3つだけで、外食でも現実的に塩分を下げられます。ラーメンのスープを半分残すだけでも、塩分は約2〜3g(1日の目標の約半分!)もカットできるんですよ。これならできそうな気がしませんか?
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POINT
・減塩は「完璧」より“メーターを1つ下げる”発想が続く
・外食・コンビニは「汁・タレ」「主菜+野菜」「表示(食塩相当量)」で決まる
・家庭血圧が135/85mmHg以上が続く、胸痛・息切れ・強い頭痛などがあれば自己判断で放置せず受診
薬剤師みやび:減塩は「やるか・やらないか」じゃなくて、“今より少しだけ減らす”で十分スタートできます。
外食やコンビニでも、選び方を1〜2個変えるだけでメーターは確実に動きますよ。
なぜ起こる?(外食・コンビニで血圧が上がりやすい理由)
外食・コンビニは便利な一方で、「汁」「タレ」「加工食品」に塩分(ナトリウム)が集中しやすいのが特徴です。塩分が多い食事が続くと、体は水分をため込みやすくなり、血管や心臓にかかる負担が増えやすくなります。
国の健康づくり施策(健康日本21)でも食塩摂取量の目標が示されており、高血圧の方はさらに厳しめの減塩が推奨されることがあります(目標の立て方は主治医と相談してください)。
体の中で何が?
塩分(ナトリウム)が多いと、体は水分を保持して血液量が増えやすいため、血圧が上がりやすくなります。また、長期的には血管に負担がかかりやすくなる点も問題です。
今日からできる工夫(“前・中・後”で迷わない)
減塩のコツは、努力というより「判断のルール化」です。外食・コンビニは選択肢が多いので、先にルールを決めると続きます。
- 前:「今日の塩分メーター」を決める(完璧にしない)
- 中:外食・コンビニの“塩分が増えるポイント”だけ避ける
- 後:高塩分だった日は、翌日リカバリー(帳尻合わせ)
【前】今日の塩分メーターを決める(0か100をやめる)
おすすめは10段階のメーターです。
塩分メーター(例)
10:ラーメン+スープ完飲/丼+汁もの
7:外食(汁は残す・タレ少なめ)
5:コンビニでも「主菜+野菜+主食」で組む
3:自炊寄り(味つけ控えめ)
※“10→7”にできたら大成功。毎日3を目指さなくてOKです。
【中】外食での“頑張りすぎない”減塩
外食の減塩は「汁・タレ・漬物」を触るだけでメーターが動きます。
- 汁もの:麺類はスープを残す(完飲しない)。定食の味噌汁も「飲み切らない」選択ができます。
- タレ:別添えにできるか確認。つける量を半分にするだけでも変わります。
- 漬物・小鉢:“全部食べる”をやめてOK。主菜と野菜に寄せます。
外食で選びやすい(比較的)パターン
・焼き魚定食(タレ少なめ/漬物は控えめ)
・蒸し鶏・グリル系(ソース別・ドレッシング別)
・そば/うどん(汁は飲み切らない)
※同じメニュー名でも塩分量は店で差があります。できる範囲で「汁・タレ」を調整しましょう。
【中】コンビニで迷わない“組み合わせ”の型
コンビニは「主菜(たんぱく質)+野菜+主食」の型にすると、塩分が跳ねにくくなります。ここで大事なのは、食塩相当量(g)を一度だけ見て感覚を作ることです。
コンビニで組みやすい例(“サバ缶水煮”もアリ)
・
サバ缶(水煮)+カットサラダ+おにぎり(具はシンプル寄り)
┗ 可能なら「食塩不使用/減塩」表記や、
食塩相当量をチェック
・サラダチキン+サラダ+パックごはん(味付け濃い商品は“メーター高め”扱い)
・豆腐+海藻サラダ+おにぎり(ドレッシングは半分)
※商品ごとに塩分は差があります。最初の1週間だけでも「食塩相当量」を見て、自分の“よく買うセット”のメーターを決めると楽になります。
💡 薬剤師の工夫:「食塩不使用」をストックする
コンビニのサバ缶は手軽ですが、「水煮」でも商品によっては食塩相当量が意外と入っていることがあります。
しっかり血圧ケアをしたいなら、「食塩不使用」タイプをネットでまとめ買いして、職場や自宅にストックしておくとかなり時短になります。
※商品ごとに塩分は違うので、購入時は栄養成分表示(食塩相当量)を確認してください。
おすすめ理由:「食塩不使用」でも満足感があり、サラダにのせるだけで“塩分を増やしにくい主菜”を作りやすいからです。
迷ったら、まずは「買い置きしておく」だけでも続けやすくなります。
栄養表示の読み方(食塩相当量の最短ルール)
表示に「食塩相当量(g)」があれば、それがそのまま塩分の目安です。まれにナトリウム(Na)で書かれている場合は、次の換算が使われます。
食塩相当量の換算(ナトリウム表示しかないとき)
食塩相当量(g) = ナトリウム(g) × 2.54
※換算の考え方は食品表示(栄養成分表示)で示されています。
【後】高塩分だった日の“翌日リカバリー”
外食が続く日もあります。そこで「失敗」と考えるのではなく、翌日にメーターを下げて帳尻を合わせるのが現実的です。
- 汁ものを避ける:翌日はスープ系・麺類をお休み
- 野菜を足す:サラダ・野菜スープ(味付け薄め)などでバランス調整
- 家庭血圧で“実験”:食事の工夫が合うかは、家庭血圧の記録がいちばん確実
今日から続けやすくするためのアイテム例
・
上腕式の家庭血圧計
┗ 「食事を変えたらどう動くか」を見るには、家庭血圧がいちばんの味方です。表示が見やすく、記録しやすいタイプがおすすめ。
リンク
※リンク先は販売サイト(Amazon・楽天など)です。価格や在庫は日々変わる可能性があります。
選ぶときの要点:上腕式/表示の見やすさ/記録のしやすさ。→
比較表:家庭用血圧計の選び方(準備中)
チェックリスト(外食・コンビニ減塩)
□ 減塩は「0か100」ではなく、塩分メーターで考える
□ 外食は「汁を残す」「タレ別・少なめ」を意識する
□ コンビニは「主菜+野菜+主食」で組み立てる
□ 最初の1週間だけでも「食塩相当量」を見て感覚を作る
□ 家庭血圧で“自分に合うか”を確認する
よくある勘違いと注意点
- (誤解1)減塩=味がしない:塩を減らす代わりに、酸味(レモン・酢)や香り(こしょう・生姜・しそ等)で満足度を上げると続きます。
- (誤解2)スープは全部飲んでもOK:塩分は汁に集まりやすいので、「残す」だけでメーターが下がる代表例です。
- (誤解3)野菜ジュース・サプリで相殺できる:野菜を増やす工夫は良いですが、腎臓病がある方や一部の薬(例:カリウムが上がりやすい薬)では注意が必要です。不安があれば医師・薬剤師に相談してください。
まとめ
まとめ
1)減塩は「0か100」ではなく、塩分メーターで“今より少し下げる”が続く。
2)外食は汁・タレ・漬物を調整するだけでメーターが動く。
3)コンビニは主菜+野菜+主食の型で選び、最初は「食塩相当量」を一度だけ確認して感覚を作る。
(完璧を目指すより、“メーターを1つ下げる”を積み重ねるのがいちばん確実です。)
まず整えておきたいアイテム
上腕式家庭血圧計 — 食事の工夫が合うかを家庭血圧で確認でき、受診時の相談材料にもなります。
リンク
リンク
※商品は一例です。ご自身の生活スタイルや予算に合わせて比較・検討してください。
Q&A
Q1. 減塩したら血圧はすぐ下がりますか?
(回答)変化の出方は個人差があります。まずは家庭血圧を1〜2週間つけて、食事の工夫と一緒に“実験”すると判断しやすくなります。数値が高めで続く場合は自己判断で放置せず受診しましょう。
Q2. サバ缶水煮なら何でもOKですか?
(回答)サバ缶でも商品によって塩分は違います。可能なら「食塩不使用」「減塩」表記や「食塩相当量」を確認してください。味つけ缶(味噌煮等)はメーター高めになりやすいので、頻度や量で調整すると続きます。
出典
注意
本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、個別の診断・治療に代わるものではありません。
症状が続く・急激に悪化する場合や不安が強い場合は、自己判断で対応を続けず医療機関を受診してください。
商品・サービスの利用により得られる効果には個人差があります。
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