まず結論
朝の血圧が高いとき、原因は1つとは限りません。
「寒さ」「睡眠」「脱水」「測定条件」「朝の刺激」など、見落としがちな要因が重なっていることが多いのです。
まずは“薬を増やす前に”、生活の中の小さなズレを整えることが大切です。
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・朝血圧は「複数要因」で上がりやすい
・寒さと脱水は特に見落とされやすい
・家庭血圧が135/85mmHg以上が続く場合は医療機関へ相談を
朝だけ高い方はとても多いです。
「自分は体質だから」とあきらめず、まずは原因を分解してみましょう。
なぜ起こる?
日本高血圧学会(JSH2025)では、家庭血圧の重要性とともに、早朝高血圧が心血管イベントのリスクと関連する可能性があるとされています。
特に起床後は交感神経(体を活動モードにする神経)が優位になり、血圧が上昇しやすい時間帯です。
体の中で何が?
朝はコルチゾール(覚醒ホルモン)が分泌され、血管がやや収縮します。
そこに寒さや脱水が加わると、血圧はさらに上がりやすくなります。
これを「モーニングサージ(早朝血圧上昇)」と呼びます。
見落としがちな原因5つ
① 部屋の寒さ
寒い環境では血管が収縮し、一時的に血圧が上がります。
冬場の寝室や脱衣所が冷えていないか確認しましょう。
② 睡眠の質
睡眠不足やいびき(睡眠時無呼吸の可能性)は、交感神経を刺激しやすくなります。
③ 軽い脱水
起床時は軽度の脱水状態です。
コップ1杯(150〜200mL)の水をゆっくり飲むだけでも安定しやすくなります。
④ 測定条件のばらつき
毎回違う姿勢・違う時間・寒い部屋で測定していませんか?
同じ時間・同じ姿勢・1〜2分安静後の測定が基本です。
⑤ 朝の刺激(カフェイン・塩分)
コーヒーは急性期に血圧を数mmHg上げることがありますが、個人差が大きいとされています。
空腹時の濃い味付けも影響する場合があります。
今日からできる工夫
- 前:起床後すぐに測らず、1〜2分安静にする
- 中:室温を20℃前後に保つ
- 後:測定条件をメモして振り返る
・上腕式血圧計
┗ 上腕式で、適切なサイズのカフを選ぶことが重要です
・デジタル温湿度計
┗ 寝室の温度を可視化できます
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□ 部屋は寒くないか
□ 起床後すぐ測っていないか
□ 水分をとっているか
□ カフは正しく巻けているか
□ 測定条件を揃えているか
よくある勘違いと注意点
- 「朝高い=重症」:一時的な上昇もあります。継続的かどうかが重要です。
- 「薬を増やすしかない」:生活要因の見直しで変わる場合もあります。
- 「コーヒーは絶対悪」:個人差が大きく、適量なら問題ない場合もあります。
まとめ
1)朝血圧は複数要因で上がる。
2)寒さ・脱水・測定条件が特に重要。
3)まずは環境と習慣を整える。
小さな修正の積み重ねが安定につながります。
Q&A
Q1. 朝だけ高い場合も受診すべき?
数日続く・135/85mmHg以上が継続する場合は相談をおすすめします。
Q2. コーヒーはやめるべき?
一律に禁止する必要はありません。自分の血圧変化を確認することが大切です。
出典
本記事は一般的な健康情報です。症状が続く場合は医療機関を受診してください。
商品の効果には個人差があります。

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