朝だけ血圧が高い人へ|起床1時間で整える早朝高血圧対策

季節と血圧

まず結論

朝の高血圧(早朝高血圧)は、起床後1時間に血圧が上がりやすいタイプで、朝の動き方や環境を整えることで血圧の急上昇(モーニングサージ)を穏やかにできる可能性があります。
ポイントは「急に動かない」「寒暖差を減らす」「家庭血圧を同じ条件で測る」の3つです。

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POINT
・早朝高血圧は「起床直後〜1時間」に出やすい
・寒さ+急な動作で血圧が上がりやすいので“ゆっくり”が効く
・高い状態が続く/不安が強い場合は医療機関で相談を
薬剤師みやび
「朝だけ高い」は珍しくありません。 私の薬局でも、度々相談を受けます。
まずは“測り方”と“起床後の動き方”を整えて、数字の傾向をつかむのがおすすめです。

なぜ起こる?

血圧は1日のリズム(概日リズム)で変動し、朝は体が活動モードへ切り替わる影響で上がりやすくなります。
その上で、寒暖差・睡眠不足・ストレス・飲酒などが重なると、起床後の上がり方が大きくなることがあります。

体の中で何が?

起床すると、交感神経(体を活動モードにする神経)が優位になり、心拍数が増えたり血管が収縮したりして血圧が上がりやすくなります。
特に寒い部屋でいきなり動くと、血管がキュッと縮みやすく、血圧が上がる要因になり得ます。

起床1時間ルーティン(0〜60分)

ここでは、忙しい40代でも続けやすい「0〜10分」「10〜30分」「30〜60分」の3ステップで整理します。
“頑張る”より“整える”がコツです。

0〜10分:いきなり動かない(血圧サージの起点を作らない)

  • 深呼吸を2〜3回(鼻から吸って、口から長めに吐く)
  • 起き上がりは段階的に:仰向け→座る→立つ(それぞれ数十秒)
  • 寒い日は上着を先に:羽織ってから移動する

10〜30分:寒暖差と刺激を減らす(“急上昇のブースター”を避ける)

  • 室温の目安:寒いと感じる日は暖房で調整(目安として18℃以上を意識)
  • トイレ後に座って1〜2分安静(そのまま測定に入りやすくなります)
  • 刺激は控えめに:起床直後の喫煙・強い運動・熱いシャワーは“急な負荷”になりやすい

30〜60分:家庭血圧を“同じ条件”で測って記録する(ブレを減らす)

家庭で血圧を測るときは、朝は「起床後1時間以内」が目安とされます。
また、座って測り、測定前に少し安静にしてから測ることが推奨されています。

  • おすすめの測定タイミング:起床後1時間以内/排尿後/朝食前
  • 姿勢:イスに座り、腕の力を抜く(会話は控える)
  • 回数:原則2回測って平均を見る(良い値だけ選ばない)

今日から続けやすくするためのアイテム例
・上腕式血圧計
 ┗ 上腕式で、毎朝同じ姿勢で測りやすいものがおすすめです。
・デジタル温湿度計(寝室・脱衣所)
 ┗ 温度が見えるだけでも、寒暖差の対策が立てやすくなります。

※リンク先は販売サイト(Amazon・楽天など)です。価格や在庫は日々変わる可能性があります。

選ぶときの要点:測定姿勢/表示の見やすさ/記録のしやすさ。→
上腕式ホーム血圧の正しい測り方(家庭血圧を安定させるコツ)
チェックリスト(起床1時間ルーティン)
□ 起き上がる前に深呼吸する
□ 立ち上がりを段階的にゆっくり行う
□ 寒い日は羽織ってから移動する
□ 朝は起床後1時間以内に測る(同じ条件で)
□ 2回測って平均を記録する

よくある勘違いと注意点

  • (誤解1)「朝だけ高いなら問題ない」:一時的な変動でも、家庭血圧で高い日が続く場合は医療機関で相談することが勧められます。
  • (誤解2)「何回も測って一番低い数だけ残す」:良い値だけ記録すると傾向がつかめません。原則2回測って平均を見るのが基本です。
  • (誤解3)「自己判断で薬や飲み方を変える」:治療中の方は、変更前に必ず医師・薬剤師へ相談してください。

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まとめ

まとめ
1)早朝高血圧は起床後1時間に出やすいタイプ。
2)「急に動かない」「寒暖差を減らす」「同じ条件で測る」が基本。
3)高い状態が続く/不安が強い場合は医療機関で相談を。
起床1時間の“整えるルーティン”が、朝の血圧管理の第一歩になります。

まず整えておきたいアイテム
1)上腕式血圧計 — 毎朝の測定を安定させる
2)温湿度計 — 寒暖差に気づきやすくする

※商品は一例です。生活スタイルや予算に合わせて比較・検討してください。

Q&A

Q1. 朝は何時に測るのがよい?
目安は起床後1時間以内です。排尿後・朝食前など、毎日できるだけ同じ条件にそろえると傾向が見えやすくなります。

Q2. どのくらい高いと受診を考える?
家庭血圧で高い日が続く場合は、早めに医療機関で相談するのが安心です。
また、180/120mmHg以上の高値や、胸痛・息苦しさ・強い頭痛・しびれなどがある場合は、至急受診を検討してください。

出典

注意
本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、個別の診断・治療に代わるものではありません。
症状が続く・急激に悪化する場合や不安が強い場合は、自己判断で対応を続けず医療機関を受診してください。
商品・サービスの利用により得られる効果には個人差があります。

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